本の紹介

まとめ・要約|予想どおりに不合理|ダン アリエリー|読書会で紹介された本一覧

予想どおりに不合理

ダン アリエリー

(このページは2018年11月20日に更新されました)

はじめに

「トレンド本や名著をかいつまんで、要約を知りたい。」

「ビジネス書を読み始める前に、概要を押えておきたい。」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

はじめまして。

私はライフシフトサロンのWEB担当をしている、長谷川と申します。

3年前に就職で大阪に引越しをしてきて、同じ価値観でつながるコミュニティを探して様々なイベントやコミュニティスペースを渡り歩いてきました。

現在は関西で一番最初に始めたライフシフト読書会を大阪、京都、神戸で開催しています。

 

読書のいいところは、その分野の専門家の知識を得られること。

また、ある調査では20代、30代のビジネスマンは1ヶ月平均0.26冊の本を読むのに対し、30代で年収3000万円の人は平均9.88冊の本を読むそうです。

孫正義やビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットのような大富豪も多読家であることで有名です。

その一方で、「社会人は忙しすぎて、ゆっくり読書をしている時間が無い」という声をよくお聞きいたします。

そこで本記事では、私が読んだ本の中から、20代、30代の生き方や働き方を考える上で価値ある情報を要約しております。

本を読む暇が無い方は、本の要点のみを知るために、読むべき本を厳選したい方は、本選びの参考として、本記事を活用いただけたらと思います。

今後はこれらのまとめを引用しながら、考察を別記事にまとめていく予定です。

年間100冊以上の本を読んでいる、読書家ならではの視点で、要点をまとめてみようと思います。

 

あなたの素敵な本との出会いの一助となれば幸いです。

それではまいります。

相対性の真相

予想通りに不合理

  • 通常、経済学では人は合理的であり、直面する問題について常に最善の行動を取っていると考える。
  • しかし、我々は経済学理論が想定するよりもはるかに合理性を欠いている。
  • しかし、我々の不合理性な行動には規則性がある為予測する事ができる。

相対性の選択

  • 経済誌「エコノミスト」は次のような広告を打ち出している。
    1. ①ウェブ版の年間購読料:59ドル
    2. ②印刷版の年間購読料:125ドル
    3. ③印刷版とウェブ版の年間購読料」125ドル
  • 注目すべき点は、②と③が同じ価格である点である。
  • この広告は、ウェブ版だけの購読を選ばせず、ウェブ版と印刷版のセット購読を選ばせるように設計されている。
  • 人間は、物事を絶対的な基準で決めることは無く、他のものと相対的に優劣をつけ価値を判断する。
  • すなわち、意思決定は「相対性」で選択をするのである。

恣意の一貫性

  • 孵化したばかりの雛は最初に見た動く物体に愛着を持つ「刷り込み」がある。
  • これは、我々人間にも当てはまり、「恣意の一貫性」と呼ぶ。
  • 最初に見た価格が恣意的であっても、それがいったん意識に定着すると、現在ばかりか未来の価格までが決定付けされる。
  • 例えば、高給液晶テレビを購入しようと考えたとき、その価格が3,000ドルであったとすると、この価格がアンカーとなる。
  • 今後はあらゆる液晶テレビがこの3,000ドルのアンカーと比較される事になる。

3つの不合理な奇癖

  • 何かを購買するときに、それの適正な価値が分かれば購買の判断ができる。
  • しかし、人間には3つの不合理な奇癖があり、その判断は難しい。
  • 1つ目の奇癖は、自分が既に持っているものにほれ込んでしまうことである。
  • 愛着を持ったものは、実際の価値以上にその価値を評価するのである。
  • 2つ目の奇癖は、手に入るものではなく、失うものに注目してしまう事である。
  • 同じ金額を手に入れる喜びよりも、同じ金額を失う悲しみの方が2倍強くなるのである。
  • 3つ目の奇癖は、他者も自分と同じ視点で考えると思ってしまうことである。
  • 自分が愛着を持っているものを、相手も同様に愛着を持つと考えてしまうのである。
  • 買い手であれ、売り手であれ、取引の相手側が自分と同じように世界を見ているわけではないと想像するのは難しい。

我々の品性について

  • 世の中には2種類の不正がある。
  • 1つは、強盗などの犯罪と呼べる不正、1つは、普段自分が正直者だと思っている人が犯す不正。

ごまかしを誘う実験

  • 正直さを調べる実験として、学生に50問のテストを受けてもらい、正解1問につき10セントを渡すと言う実験を行った。
  • グループ1では、問題用紙を試験監督に渡し、試験監督からお金を受け取る。
  • グループ2では、問題用紙を廃棄し、試験監督に正当数を申請し、お金を受け取る。
  • グループ3では、問題用紙を破棄し、正当数に応じて自分でお金をビンから取り出す。
  • この結果、グループ1の正答率は6問であったのに対し、グループ2は36.2問、グループ3は35.9問となった。
  • この結果から、チャンスがあれば、多くの正直な人がごまかす事が判明した。
  • そして、いったんごまかそうと言う気になったら、見つかる危険性には左右されないと言う事が判明した。

なぜ正直になるのか

  • 我々が不正直になる理由は、体内の「正直監視モニター」が我々が大きな違反行為を意図したときしか反応しないからである。
  • ペンを1,2本拝借するくらいの小さな違反行為の場合、我々の内面にある社会的美徳をつかさどる「超自我」は目を覚まさないのである。

十戒で正直の概念を呼び起こす

  • 我々の不正直を正す方法として以下の実験結果が参考になる。
  • 実験者に簡単な算数のテストを受けてもらい、3つのグループに分けた
  • グループ1では、テスト用紙を試験監督にそのまま渡した。
  • グループ2では、テスト前に本の題名を10個書いてもらい、テスト用紙を破棄し、正答数を申請してもらった。
  • グループ3では、テスト前に十戒を10個書いてもらい、テスト用紙を破棄し、正答数を申請してもらった。
  • その結果、グループ1の正答率は1問に対し、グループ2は4.1問、グループ3は3.0問であった。
  • テストの直前に十戒を思い出した人たちは、不正をする機会があったにもかかわらず、全くごまかしを行わなかったのである。
  • これは、十戒そのものが正直になることを促したのではなく、何らかの道徳基準に思いをめぐらした事が効果的であったのである。

ポストコロナの学び直し

社会人3年目、25歳になったあなたへ。

ちょっと想像してみてください。
今から5年後、30歳のあなたは、
どこに住んでいますか?
今と同じ仕事をしていますか?
あなたの隣には誰がいますか?

もし、20歳の時に考えた25歳の自分と今の自分が違っていたら、
きっと30歳のあなたも想像した自分と違っているかもしれません。

参加を申し込む

コメントを残す