働き方

アウトプット大全|要約・まとめ・感想

アウトプット大全

樺沢紫苑

(このページは2019年6月3日に更新されました)

はじめに

「トレンド本や名著をかいつまんで、要約・まとめを知りたい。」

「本を買う前に、実際に読んだ人の感想を知りたい。」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

記事の作成者は、『SNS時代のリアルな居場所』として価値観を共有できるライフシフト読書会を毎週開催しております。

関西の読書会で本の感想をアウトプットしたい方はこちら

アウトプット大全 まとめ

  • 学びを成果に変えるには、インプットからアウトプットに切り替える必要がある。
  • 日本一情報を発信する精神科医が、脳科学に裏付けられた、伝え方、書き方、動き方などの具体的なアウトプット術について説明。
  • 本書は大きく下記の5テーマに分類を分けてアウトプット術を公開している。
  1. アウトプットの基本法則【RULES】
  2. 科学に裏付けられた、伝わる話し方【TALK】
  3. 能力を最大限に引き出す書き方【WRITE】
  4. 圧倒的に結果を出す人の行動力【DO】
  5. アウトプット力を高める7つのトレーニング法【TRAINING】

アウトプット大全 要約

  1. アウトプットの基本法則

    1. アウトプットとは?

      1. インプット=「入力」すること=脳世界が変わる
      2. アウトプット=「出力」すること=現実世界が変わる
    2. 自己成長

      1. 自己成長はインプットではなくアウトプットの量で決まる
      2. 自己成長とアウトプットは比例する
    3. 運動性記憶

      1. 読むだけ→意味記憶→覚えにくく忘れにくい
      2. 声に出す・書く→運動性記憶→覚えやすく忘れにくい
    4. 脳が記憶する仕組み

      1. 海馬:記憶の仮保存場所(2~4週間)
      2. 側頭葉:記憶の金庫(長期記憶)
      3. 話す、書くを3回以上繰り返すと情報記憶として定着する
    5. 成長螺旋

      1. インプット、アウトプットをセットにサイクルを回していく
      2. インプットとアウトプットの黄金比は3:7
      3. アウトプットの後にフィードバックを行いインプットを決める
  2. 科学に裏付けられた伝わる話し方

    1. 体験したことをどう感じたかをありのまま話し、意見や気づきを入れる

      1. 事実+感想、意見=アウトプット向上
    2. ポジティブな言葉を増やす

      1. 成功しているチームとうまく行っていないチームでは、ポジティブな言葉が多い
      2. ポジティブな言葉がネガティブな言葉の3倍以上必要
    3. メラビアンの法則(視覚情報55%、聴覚情報38%、言語情報7%)

      1. 言語的コミュニケーション:何を話すか
      2. 非言語コミュニケーション:どう話すか
    4. アイコンタクトの活用

      1. アイコンタクトあり:ドーパミンが放出→親密度がアップ
      2. アイコンタクトなし:ドーパミンなし→親密度は変化なし
      3. アイコンタクトのコツ:①目の間を見る、②重要なところで1秒、目を見る、③目で想いを伝える、④話を聞く時も目を見る
    5. 柔らかく伝えるクッション話法

      1. No But 話法:悪いニュースをストレートに伝えると相手はネガティブな印象になる
      2. Yes But 話法:悪いニュースを直接伝えないで、クッションを入れると相手の心理ダメージは少ない
      3. Yes And 話法:プラスの情報にプラスの情報を上乗せすると相手の心が開く
      4. Yes How 話法:疑問形式で本人に考えさせると「気づき」が起きて行動が改善される
    6. 接触回数と好感度

      1. ザイオンス効果:質より回数が好感度を高くする
    7. 質問する

      1. 何を学びたいかを自分に問いかけ脳にインストールする
      2. 適切な質問をする(議論を深める、参加者、演者が喜ぶ質問)
    8. 依頼する、断る

      1. ギブ&ギブの精神
      2. 断ることは自分の時間を守ること
      3. 相手の都合では無く自分のルールを優先し断る
    9. プレゼン、議論

      1. 程よい緊張は高パフォーマンスの言動力(ヤーキーズ・ドットソンの法則
      2. 議論と感情を切り離す
      3. 最初に意見を述べる
      4. 自身でコントロールすることでストレスが少なくなる
    10. 褒める、叱る、謝る

      1. 褒めることはフィードバック。相手の自己成長につながる
      2. マズローの5段階欲求に従い相手の承認欲求を満たす
      3. 具体的な行動を褒めることで親密度が増す
      4. 自己成長に繋がる叱り方で具体的な行動改善を促す
      5. 叱りの前提には信頼関係が不可欠。理想の父性を身につける
      6. 素直に謝ることは評価を高める
    11. 説明する

      1. エピソード記憶が人の記憶に残る。自分の言葉で説明することが重要
      2. 堂々と結論から話すことで説得力が増す
      3. 自己開示をし本心を打ち明ける、弱みを見せることが絆に繋がる
    12. 営業

      1. 売り込みでは無く価値を伝える
      2. 価値>価格によって購買が起きる。商品の魅力を知る
      3. 感謝「ありがとう」によって、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンなどの脳内物質が放出される
      4. 内容によって、電話、メールを使い分け、配慮する
  3. 能力を最大限に引き出す書方

    1. 書く

      1. 書くことでRAS(脳幹網様体賦活系)が活性化する
      2. タイピングよりも手書きによってブローカー野が活性化する
      3. 読書でマーカーとメモを活用しアウトプットしながらインプットする
      4. 書くことで脳の記憶を棚卸しする
      5. 落書きで好きなように書くことが記憶を定着する
      6. たくさん読んでアウトプットすることで上手な文章が書ける
      7. 早く文章を書くために、構成をあらかじめ決め、時間を決めて書く
    2. 気づき、ひらめき

      1. アハ体験は新しい脳回路の連結
      2. アハ体験は30秒で消えるためその場で書き留める
      3. 何も考えていない時はひらめきと同等の脳活性が起きている
      4. ぼーっとする(デフォルトモード・ネットワーク)で何もしない時間で脳を活性化させる
      5. ひらめきには「情報のインプット」「寝かせるインキュベーション」「ひらめくアハ体験」「検証するアウトプット」の4段階がある
      6. 付箋ポストイットを使って脳内の思考をブレストする
    3. まとめる

      1. 気づきやTODOなどをノートに取り、綺麗な板書はしない
      2. アナログで抽象化し、デジタルで具象化するアイディア出し
      3. スライドにまとめる時はアウトラインから作成し設計図を作る
      4. 参加型の意見出しではホワイトボードを活用する
    4. 引用する

      1. いつでも引用ネタが無いかをアンテナを張る
      2. 信憑性の高いソースを活用する
      3. 要約することで思考力を身につける
    5. 目標達成

      1. 少し難しい、期限をつける、TODOに落とし込む、客観的に評価できる指標を設ける、小さな目標に分割することで目標を達成する
      2. 実現したい目標は胸に秘めるのでは無く公言する
    6. 描く

      1. 描くためのネタ探しを行う
      2. 絵や図を描いて視覚的にわかりやすくする
      3. 物を書くためのツール(文房具)に投資を惜しまない
      4. 問題を多く解いてアウトプットを増やす
  4. 圧倒的に結果を出す人の行動力

    1. 行動する

      1. 自己満足では無く自己成長をしたいなら行動が不可欠
      2. 行動を続けるためには、今にフォーカスし、楽しみながら実行し、目標を細分化し、結果を記録しご褒美をあげる
      3. ドーパミンの報酬系をうまく活用する
    2. 教える

      1. ラーニングピラミッドでは教えることは最強のアウトプット術
      2. 教わる人より教える人が一番学んでいる。
    3. 始める

      1. 脳はマルチタスクができないため、一つのことに決め行動する
      2. チャレンジする時は無謀な挑戦では無く、楽しくできる小さな目標から始める
      3. 少し難しい範囲が学習領域。ハードルは徐々に高くしていく
      4. まず始めることで作業興奮を起こし、5分後にやる気が起きる
      5. トライアンドエラーを繰り返し、失敗を成功の糧にする
      6. ネガディブよりポジディブの方が記憶に残る。楽しみながらトライする
      7. 選択に迫られた時は直感を信じ5秒でワクワクする方を選択する
    4. 表現する

      1. 辛いことを表現するとその辛さは和らぐ。痛い時は痛いと言い、苦しいことはノートに書き殴る
      2. まずは30点の完成品を作り、それを磨き上げていく
      3. 目標では無くビジョン、夢理想を語り人を率いる
      4. 笑顔を作ると10秒で緊張が緩和しハッピーになる。笑うから楽しくなる
      5. 泣くことで緊張モードがリラックスモードに切り替わりストレス発散できる
      6. 怒りは発散するのでは無く受け流しコントロールする
      7. 交感神経優位の緊張状態から副交感神経優位のリラクス状態に変えることで怒りは収まる。30秒で切り替えができる
      8. 1日7時間の睡眠で集中力が増し、病気のリスクが下がる
      9. 1回1時間、週2回の有酸素運動が脳を活性化させる
      10. ヒヤリハット事例をなくすことで危機管理を行い重大な事故を回避する
      11. 1日15分の隙間時間でアウトプットを日常化する
  5. アウトプット力を高める7つのトレーニング法

    1. 日記を書く

      1. 書く能力が高まる
      2. 自己洞察、内省力、レジリエンスが高まる
      3. 楽しいを発見する
      4. ストレスが発散される
      5. 幸せになる
    2. 健康を記録する

      1. 体重を記録する
      2. その日の気分を書く
      3. 睡眠時間を記録する
    3. 読書感想

      1. 本を記憶として定着する
      2. 深く理解することができる
      3. 内容を整理できる
      4. 文章力が向上する
      5. 思考、考える習慣になる
      6. 自己洞察が進む
      7. 飛躍的成長ができる
    4. 情報発信する

      1. フィードバック効果が高い
      2. 文章が上達する
      3. 緊張感が出る
      4. 情報と人が集まる
    5. SNSに書く

      1. 個人情報をコントロールする
      2. 不特定多数の人の目に触れる
      3. 毎日投稿し交流する
    6. ブログを書く

      1. 毎日更新する
      2. 100-300-1000の法則
    7. 趣味について書く

      1. 自分の得意分野について書く
      2. マニアックな記事を書く
      3. 感想、意見、気づきを書く
      4. 読者の感情と行動を動かす

アウトプット大全 感想

アウトプットに関わる項目が丁寧にまとめられており、アウトプット大全の名前に相応しく辞書として活用できる一冊。

働き方改革で言われている『生産性向上』を公式で考えると、『生産性=アウトプット÷インプット』であるため、アウトプットの向上が生産性向上の具体的な施策と言える。

本書はアウトプットの具体的な方法が網羅的にかかれている為、アウトプットの量・質ともに高めたいと考えている人に役に立つといえる。

ただし、本の構成上、アウトプットを広く薄く網羅している点が否めず、1つの知識を掘り下げて理解すると言う点においては役割不足感は否めない。

How to を求めている人にとっては物足りない1冊だが、あなたの日々のアウトプット行動を俯瞰的に見直し、どの行動を変化させるかを自分自身で考える上ではとても役に立つ1冊。

私は本書を時おり見直し、自分自身のアウトプット行動を見直すときに役立てている。

さいごに

当記事を書かせていただきました、長谷川と申します。

私は大阪、神戸、京都でライフシフトサロン読書会を開催しております。

読書会のいいところは、SNSでつながる時代に、リアルな居場所を持てるということ。

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