生き方

まとめ・要約|LIFE SHIFT(ライフ・シフト)|リンダ グラットン|読書会で紹介された本一覧

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LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

リンダ グラットン

(このページは2018年10月13日に更新されました)

はじめに

「トレンド本や名著をかいつまんで、要約を知りたい。」

「ビジネス書を読み始める前に、概要を押えておきたい。」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

はじめまして。

私はライフシフトサロンのWEB担当をしている、長谷川と申します。

3年前に就職で大阪に引越しをしてきて、同じ価値観でつながるコミュニティを探して様々なイベントやコミュニティスペースを渡り歩いてきました。

現在は関西で一番最初に始めたライフシフト読書会を大阪、京都、神戸で開催しています。

 

読書のいいところは、その分野の専門家の知識を得られること。

また、ある調査では20代、30代のビジネスマンは1ヶ月平均0.26冊の本を読むのに対し、30代で年収3000万円の人は平均9.88冊の本を読むそうです。

孫正義やビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットのような大富豪も多読家であることで有名です。

その一方で、「社会人は忙しすぎて、ゆっくり読書をしている時間が無い」という声をよくお聞きいたします。

そこで本記事では、私が読んだ本の中から、20代、30代の生き方や働き方を考える上で価値ある情報を要約しております。

本を読む暇が無い方は、本の要点のみを知るために、読むべき本を厳選したい方は、本選びの参考として、本記事を活用いただけたらと思います。

今後はこれらのまとめを引用しながら、考察を別記事にまとめていく予定です。

年間100冊以上の本を読んでいる、読書家ならではの視点で、要点をまとめてみようと思います。

 

あなたの素敵な本との出会いの一助となれば幸いです。

それではまいります。

3ステージ(教育・仕事・引退)モデルの崩壊

  • 長寿化の進行により、2007年生まれの米国人の50%は104歳まで生き、日本は107歳まで生きる。
  • 過去200年、平均寿命は右肩上がりで延び、10年ごとに2,3年ずつ延びている。その為、若い人ほど長く生きる可能性が高い。
  • 長寿化が進み、人が100年以上生きる時代「人生100年ライフ」の到来により、人々は老後の生活賃金の問題に直面する。
  • 3つの世代別に100年ライフのお金の問題を、勤労年数と引退年数の関係を検討し、老後の生活資金の確保する為に、勤労時代にどれだけの蓄えが必要かを計算した。
  • 計算には、下記の4要素に基づく。
    1. 老後の生活資金は、引退前の最終年間所得の50%の収入を毎年確保することを目指す。
    2. 長期の投資収益率は年平均3%とする。
    3. 所得上昇ベースは年平均4%と仮定する。
    4. 誰もが65歳での引退を望むと仮定する。

ジャック(1945年生まれ)

  • 20年の教育期間後、42年の勤労をし、62歳で引退、70歳で世を去った。
  • ジャックの場合、お金の面では良好な人生であり、老後資金は公的年金、企業年金、個人の蓄えの3種類があった。
  • ジャックは最終所得の10%を公的年金から受給し、最終所得の20%の企業年金を受け取れた為、最終所得の50%の生活資金の確保には残り20%分の貯蓄で足りた。
  • もう1つの好材料は、42年の勤労期間に対して、引退期間が8年と短かった事である。
  • ジャックの世代は平均寿命が70歳と短く、政府と企業の支援が手厚い為、「教育→仕事→引退」の3ステージがお金の面で上手く機能した。

ジミー(1971年生まれ)

  • ジミーの世代の平均寿命は85歳、65歳の引退を望み、老後の生活資金は最終所得の50%を望んでいる。
  • ジャックとの大きな違いは、企業年金が受け取れない点であり、その結果、老後資金を蓄える責任が個人の肩に大きくのしかかる。
  • 公的年金が最終所得の10%支給されたとしても、ジミーが65歳で引退する為には、毎年所得の2%を貯蓄する必要がある。(ジャックは4.3%)
  • ジミーは企業年金の恩恵を受けられないので、個人で蓄える割合が2倍に増え、加えて引退期間が20年続く為、毎年の貯蓄額が大幅に増加する。
  • 引退期間を延長し、70歳まで働けば、勤労期間の貯蓄は所得の13%まで抑える事ができる。

ジェーン(1998年生まれ)

  • ジェーンは100歳以上生きる可能性が高く、65歳で引退する為には、勤労期間に毎年25%の所得を貯蓄する必要がある。
  • この計算は、公的年金を受給できると仮定したものであり、公的年金の受給が受けられないと仮定すると、勤労期間の貯蓄率は31%になる。
  • 要するに、ジェーンの世代では、65歳での引退を前提とする3ステージの行き方は出来ないのである。
  • その結果、ジェーンは87歳まで働き続ける必要があり、60年以上の勤労期間が必要になるのである。
  • ジェーンはジャックよりも30年長く生きるが20年長く働く必要があるのである。

マルチステージ社会の到来

  • 寿命の長期化に伴い、職業人生の見直しに迫られている。
  • 今までは「教育→仕事→引退」の3ステージでよかったが、寿命が延びるに従い、「仕事」のステージが長くなる。その結果、人々は勤労期間に新たな3ステージ「エクスプローラー」「インディペンデント・プロデューサー」「ポートフォリオ・ワーカー」を経験するようになる。

エクスプローラー(探求者)

  • エクスプローラーは1ヵ所に腰を落ち着けるのではなく、身軽に動き続ける。旅をする事で世界、自分について新しい発見をする。
  • 何を「探求」するかは人によって異なる。
  • 『探索者』は特定の問いの答えを見つけるために旅に出る。
  • 「私にとって何が重要なのか?」「私はどういう人間なのか?」と言った問いが挙げられる。
  • 『冒険者』は特定の問いを持たず、目的は、冒険を通じて何を見て、誰と出会い、何を学ぶか時代が目的である。
  • 世界を発見する為に自由を謳歌することは、人間を人間たらしめている要素であり、人生100年ライフでは自分だけの冒険に乗り出す人が増える。

インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)

  • インディペンデント・プロデューサーは、自由と柔軟性を重んじて、小さなビジネスを起こす。
  • ギグエコノミーなど、プラットフォーム企業と新しいパートナー関係を結び経済活動に関わる。
  • また、旧来の起業家とは異なる考えを持っており、永続的な企業を作ろうと考えてはおらず、一時的なビジネスとして起業をする。
  • 彼らは成功する事よりも、ビジネス活動自体を目的とし、組織に雇われずに独立した立場で生産的な活動に携わる事に意味を見出す。

ポートフォリオ・ワーカー

  • ポートフォリオ・ワーカーは様々な仕事や活動に同時並行で携わる。
  • 彼らは生産活動に携わる期間のいつでも実践ができ、既に人生の土台を築いた経営幹部のような人々がこれに魅力を感じる。
  • 彼らは、所得獲得を目的とした活動、地域コミュニティとの交流を目的とした活動、趣味を極める為の活動など、様々な活動のバランスを主体的にとりながら生きる。
  • スキルと人的ネットワークの土台が確立できている人にとっては、このように高い価値を生み出せるステージは有効な選択肢となる。

100年人生での変化

人生のマルチステージ化

  • 「教育→仕事→引退」の3ステージの行き方を100年ライフで実現する為には、仕事のステージを長くするしかない。
  • しかし、3ステージによる長期労働はあまりにも酷な為、マルチステージとして、生涯で複数のキャリアを持つことを考える必要がある。
  • 金銭面を重視した長時間労働期間、仮定とのバランスを優先する期間、社会貢献を軸にした活動などをマルチに渡り歩く事である。

変化が当たり前に

  • マルチステージの人生が当たり前になれば、私たちは人生で多くの移行を経験する。
  • 3ステージでの移行は「教育→仕事」「仕事→引退」の2回であったが、ステージが増えることで移行の回数も増える。
  • 問題は、ほとんどの人が生涯で何度も移行を遂げる為のスキルと能力を持たないことである。
  • 長い人生の恩恵を受けるためには、上手な移行をする必要があり、柔軟性を持ち、新しい知識を獲得し、新しい視点で世界を見て、新しい人的ネットワークを築く必要がある。

レクリエーションから「リ・クリエーション」へ

  • 多くの移行を経験する100年ライフでは投資が重要となる。
  • 新しいライフスタイルを築く投資、新しいスキルを身につける投資が必要である。
  • マルチステージ化した人生では、生涯を通した投資が行われ、従来は余暇とみなされていた時間「レクリエーション」を、投資「「リ・クリエーション(再創造)」」の為に用いられる。

家庭と仕事の関係変化

  • 平均寿命が延びれば夫婦間の関係も変化する。
  • 夫婦両方に所得があるほうが有利な為、共働きが増える。
  • そして、夫婦のいずれかが新しいマルチステージの人生を実践する際は、お互いの役割を調整し、人生の様々な時点での支え合いが必要となる。
  • 家族のあり方は多様化し、企業や政府はその新しい形に対応していく必要がある。
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読書をアウトプットしたいあなたへ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

当記事を作成した長谷川と申します。

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