働き方

まとめ・要約|ハイコンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代|ダニエル・ピンク|読書会で紹介された本一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ハイコンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ダニエル・ピンク

(このページは2018年11月18日に更新されました)

はじめに

「トレンド本や名著をかいつまんで、要約を知りたい。」

「ビジネス書を読み始める前に、概要を押えておきたい。」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

はじめまして。

私はライフシフトサロンのWEB担当をしている、長谷川と申します。

3年前に就職で大阪に引越しをしてきて、同じ価値観でつながるコミュニティを探して様々なイベントやコミュニティスペースを渡り歩いてきました。

現在は関西で一番最初に始めたライフシフト読書会を大阪、京都、神戸で開催しています。

 

読書のいいところは、その分野の専門家の知識を得られること。

また、ある調査では20代、30代のビジネスマンは1ヶ月平均0.26冊の本を読むのに対し、30代で年収3000万円の人は平均9.88冊の本を読むそうです。

孫正義やビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットのような大富豪も多読家であることで有名です。

その一方で、「社会人は忙しすぎて、ゆっくり読書をしている時間が無い」という声をよくお聞きいたします。

そこで本記事では、私が読んだ本の中から、20代、30代の生き方や働き方を考える上で価値ある情報を要約しております。

本を読む暇が無い方は、本の要点のみを知るために、読むべき本を厳選したい方は、本選びの参考として、本記事を活用いただけたらと思います。

今後はこれらのまとめを引用しながら、考察を別記事にまとめていく予定です。

年間100冊以上の本を読んでいる、読書家ならではの視点で、要点をまとめてみようと思います。

 

あなたの素敵な本との出会いの一助となれば幸いです。

それではまいります。

「ハイ・コンセプト」の時代

新たな時代に重要な要素

  • この一世紀、西洋社会では分析的に社会を捉える思考やアプローチが大半を占めていたが、今、私たちは新たな時代を迎えつつある。
  • その新しい時代を動かす力は、これまでとは違う新しい思考やアプローチであり、そこで重要になるのが「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」である。
  • ハイ・コンセプトとは、チャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、ばらばらな概念を組み合わせて新しい概念を生み出す能力である。
  • ハイ・タッチとは、他人と共感する能力、人間関係の機敏を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、他人の人々が喜びを見つける手助けをする能力、ごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力である。
  • 人間の脳は左右に分かれていて、左脳は論理的、分析的に情報を処理するが、右脳は直感的、本能的、包括的、全体的に機能する。
  • これまでの時代を象徴する能力「情報の時代」を引っ張ってきた「左脳的」能力は今日でも必要だが、もはやそれだけでは足りない。
  • 創作力や共感、喜び、意義など「右脳的」な特質がこれらの世の中で重要な要素になる。

時代変化の3つの要因

  • 豊かさのおかげで、多くの人の物質的ニーズは過剰なまでに満たされた。それによって美しさや感情面を重視する傾向が強まり、物事の意味への追求に拍車がかかった。
  • ホワイトカラーが従事するルーチン・ワークの大半が、今ではアジア諸国で安いコストで行われている。その為、先進国のナレッジ・ワーカーは、海外に委託できないような新たな能力を身につける必要に迫られている。
  • 一昔前のブルーカラー労働者がロボットに職を奪われたのと同じ影響を、今のホワイトカラー労働者も受け始めた。すなわち、コンピューターが安く、迅速に、上手にこなせないような能力を身につけないと淘汰される。

「6つの感性」が道をひらく

  • これから訪れる新しい世界を上手く生きていくためには、以下の右脳主導の「6つの感性」を身につける必要がある。

「機能」だけでなく「デザイン」

  • 現代社会において、職種を問わず、誰もが芸術的感覚と養う必要があり、我々は誰もがデザイナーにならなければならない。
  • これまではどの企業も価格や品質で勝負をしてきたが、今日、価格と品質という必要条件をクリアしたら、言葉では表しにくい特性(斬新さや美しさ)で他社製品と競う事になる。
  • 例えば、最近の店頭に並んでいる電化製品はスタイリッシュなものばかりになり、シンプルな従来品は少なくなっている。

「議論」よりは「物語」

  • 今日、アフリカのザイールに住む13歳の少年が、インターネットを使ってブリュッセルの現在の気温や、IBM社の株価を簡単に調べられる。
  • これは、誰にでも瞬時に情報にアクセスできると言う利点がある反面、1つ1つの事実の価値が低くなってしまうという点がある。
  • そこで、これらの事実を「文脈」に取り入れ、「感情的インパクト」を相手に伝える能力が重要になってくる。
  • この「感情によって豊かになった文脈」こそ、物を語る能力の本質である。
  • 語りによるイメージ作り(物語)はデザインと同様、市場で製品やサービスを際立たせる為のカギになりつつある。

「個別」よりも「全体の調和」

  • 「調和」とは、バラバラの断片を繋ぎ合わせる能力である。
  • 「統合する力」であり、「一見、無関係に思える分野に関連性を見出す力」「誰も考えなかったような要素の組み合わせから新たなものを創造する力」である。
  • 今日、「調和力」は必要不可欠な資質である。
  • 以前は1つの分野で専門知識を身につければ成功が保証されたが、現在は全く異なる領域の仕事を同等の自信を持ってこなせる人が成功する。
  • このような人々は複数の領域で専門性を身につけ、様々な体験の中に喜びを見出す事ができる。
  • 専門化したナレッジ・ワーク(知的労働)がルーチン・ワーク(定型業務)隣外注される世の中では、こうした能力が重視される。

「論理」ではなく「共感」

  • 「共感」とは、相手の状況に自分を置き換えて考えられる能力であり、その人の気持ちを直感的に感じ取れる能力である。
  • また誰かの立場に立ち、その人の視点で考え、その人が感じるように物事を感じることのできる能力である。
  • 私たちは、共感する事で、議論の別の側面を見る事も、人を慰める事も、力を合わせて働く事もできる。
  • 共感は、それだけで独立した資質ではなく、先述の3つのハイ・コンセプト、ハイ・タッチの資質と結びついている。

「まじめ」だけでなく「遊び心」

  • 笑い、快活さ、娯楽、ユーモアが健康面でも仕事面でも大きな恩恵をもたらすと言う事は、数多くの研究により証明されている。
  • もちろん、真面目にならなければならない時もあるが、あまり深刻になりすぎるのは仕事にとっても満足行く人生を送るためにも悪い影響を及ぼす。
  • ユーモアは対立心を和らげ、モラルを向上し、伝えにくいメッセージを伝えるのに役立つ。
  • 最も有能な経営者は、ごく普通のマネージャーに比べ2倍もユーモアを用いる。
  • ユーモアは人間特有の洗練された知能の現れであり、コンピューターではまねる事ができない。

「モノ」よりも「生きがい」

  • 21世紀初頭、かつて無いスケールで「生きがい」を追求しようとする状況が生まれた。
  • その要因のひとつは、先進諸国の人々が貧困などの苦しみから解放され、生きがいの追及に時間をかけることができるようになったからだ。
  • 仕事においても、人生においても「生きがい」が中心的な側面となった。
  • 生きがいの追求は敬して容易ではないが、個人や企業が意義の追求を始める為の、実用的かつ全体思考的な方法が2つある。
  • それは「精神性」を真面目に考える事と、「幸福」について真剣に考える事である。

精神性を真面目に考える

  • 精神性により私たちの人生は向上する。
  • 定期的に祈りを捧げる人は、層でない人と比べ平均血圧が低く、礼拝に出席する事で心疾患やある種のガンのリスクを減らせると言うデータがある。
  • 教会に通う人はそうでない人に比べ長生きする傾向がある。
  • 精神性をもっと深刻に捉え初め他分野がビジネス界である。
  • 多くの経営幹部は、精神性とは宗教ではなく、「人生に目的と意義を見出したいと願う基本的欲望」だと定義した。
  • その一方で、従業員は自分の精神的価値を職場に持ち込みたいと願いながらためらっている事を発見した。
  • もしこの精神性の流れを社内にいきわたらせていれば、会社はもっと良い状態になっているかもしれない。
  • 職場に精神性を持ち込んでも、企業の目標からそれず、むしろ目標達成に役立つ。
  • 今後、この考え方を採用する企業が増えるにつれ、ビジネスにおける精神性を重視する動きが見られるようになる。

幸福について真剣に考える

  • 「何が人を幸福にするのか」の研究の結果、幸福の要因には、満足いく仕事に従事する事、ネガティブな出来事や気分を避ける事、結婚、豊かな社会的ネットワークを築く事などがある。
  • 一方で大して需要ではないものには、お金を得ること、高い教育を受けること、快適な機構の中で暮らす事だと言う結論になった。
  • これらの要素を整理すると、「愉快な人生」すなわちポジティブな気持ちで満たされた人生を送る助けになる。
  • そして愉快な人生の先には、「良い人生」があり、自分の「特徴的強み」(自分が得意とするところ)を発揮する事で満足感を得られる。
  • 「働く理由の第一は物質的利益にあったが、それも近いうちに仕事の結果を楽しむ事に取って代わられるだろう。」
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNS時代のリアルな居場所を。

あなたの思いを共有してみませんか?

「学生時代に世界中をバックパックしたし、ワーキングホリデーもした。けれども今は日本で働いていて、たまに海外旅行に行くだけの何となく過ごしている毎日。」
(20代前半、女性、貿易事務)

「ビジネス書をいっぱい読んでるし、News Picksの記事も毎日チェックしている。とりあえず3年が過ぎて転職もしたけど、人生の方向性が見えない。」
(20代後半、男性、営業職)

ライフシフトサロンには、誰もがかかえる漠然とした不安や不満をもった参加者が集まり、同じ価値観を共有したり、働き方や生き方を変えるために動き始めたりしています。

参加を申し込む

コメントを残す

*