経済

まとめ・要約・感想|なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか ― 何歳からでも人生を拓く7つの技法|ライフシフトサロン読書会のおすすめ本

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田坂 広志

なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか ― 何歳からでも人生を拓く7つの技法

(このページは2019年2月24日に更新されました)

はじめに

「トレンド本や名著をかいつまんで、要約を知りたい。」

「ビジネス書を読み始める前に、概要を押えておきたい。」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

また、当サイトではSNS時代のリアルな居場所』として価値観を共有できるライフシフト読書会をご案内しております。

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なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのかまとめ

  • ビジネスの世界では、高学歴で仕事ができる「優秀な人」程帰って成長が止まってしまう。
  • それは彼らの成長を妨げる「7つの壁」が存在するからである。
  • これら7つの壁を理解し、壁を乗り越える「7つの技法」身につけることによって成長を促進することができる。

要約

① 学歴の壁

  • 「優秀な人」は優秀であることそのものの壁にぶつかる。
  • 学生時代に勤勉であった優秀な人は、「学歴の壁」が社会人になった時の成長の妨げとなる。
  • 勉強ができるということと仕事ができるということは別物であり、実社会では「学問」ではなく「職業」としての優秀さが求められる。
  • しかし学生時代に優秀であった人物ほどこの切り替えができないでいることが多い。
  • 「学問的優秀さ」とは、「理論的思考力」と「知識の修得力」である。
  • 一方、「職業的優秀さ」とは、「直感的判断力」と「 智恵(暗黙知)の修得力」である。
  • つまりビジネスの世界においてのプロフェッショナルは、専門的な知識の多さではなく豊かな経験値からくる深い智恵である。
  • 「学問の壁」を越える「第1の技法」は、「たな卸しの技法」である。
  • 日々の仕事で、自分は何を学んだのか、色々な経験を積んできたのか振り返り、たな卸しすることである。
  • 結果自然と職業的能力が高まるのである。

②経験の壁

  • 第2の壁は、失敗を糧とて智恵をつかめないという「経験の壁」である。
  • 仕事はそれなりにできるか一流ではない稚拙さがこの壁にぶつかった人間にはある。
  • 失敗とは目に見えないものにもあり、それを気付かずに過ごしてしまうと、いつも経験から学ぶことができず知恵を深めることができない。
  • そして成長が止まり「経験の壁」にぶつかるのである。
  • 「経験の壁」を越える「第2の技法」は、「反省の技法」である。
  • 仕事での経験を振り返り、内省することによりその経験から知識が得られるのである。
  • 反省の方法には、同僚などと会話する対話形式と、反省日記を書くという方法がある。
  • 振り返りをアウトプットすることでプロとしての力を蓄えれるのである。

③感情の壁

  • 第3の壁は、感情に支配され他人が見えなくなるという「感情の壁」である。
  • この壁に突き当たる人はとても多く、例えば営業成績に追われてお客様が見えなくなってしまう営業マンなどがこれに該当する。
  • 彼らはよくもあり責任感もありとても優秀な人物である。
  • しかし、自分が認められないという承認欲求や、成果を上げたいと言う支配欲に駆られて周りを見えなくなってしまっているのである。
  • 本当に優れた人物は、スキルやセンスなどの技術はもちろんのこと、人の心を察し、思いやる力を持っている。
  • 「感情の壁」を越える「第3の技法」は 「心理推察の技法」である。
  • 日々触れる人たちの発言や表情、仕草などから心の動きを考え想像し、読み解く訓練をするのである。
  • 相手の心理を推察するという習慣を持つことによってこの能力が高まるのである。

④我流の壁

  • 第4の壁は、我流に陥り優秀な人からの学びを吸収できないという「我流の壁」である。
  • 優秀で器用な人ほど、この壁にぶち当たる傾向が強い。
  • 彼らは普段仕事ができるため優秀とみなされることが多い。
  • しかし「報告・連絡・相談」などの基本的な情報共有ができていないため我流に陥ってしまう。
  • 彼らは我流で仕事をしているため、何かアクシデントが起きた際などの対応に弱い。
  • そのため安心感や安定感がない。
  • 本当に優秀な人物はマニュアルではなく上司先輩など「師匠」と呼べる人物から仕事を学ぶ。
  • 若い頃に仕事の基本を教えてくれる「師匠」にめぐり合わなければ、我流になってしまう。
  • 「我流の壁」を越える「第4の技法」は「私淑の技法」である。
  • 自分の身近にいる優れた人物を見つけ、その人を心の師匠と思い定め、仕事を見ることでその智恵を学ぶ事ができる。
  • 重要なことは、日常から時間を共有することである。
  • プロとして活躍しているあいだだけではなく、それ以外の時間を共有することにより、技術の奥にある人柄や人間性を学ぶことができるのである。
  • この技術の奥にある人生観や人間観こそ最も学ぶべき重要な知恵である。

⑤人格の壁

  • 第5の壁は、真面目に仕事をしてしまうと言う「人格の壁」である。
  • どの職場にも、真面目に仕事ができるが「頭が固い」「融通が利かない」というタイプの人がいる。
  • 彼らは一つの人格しか保有しておらず、状況に合わせて柔軟な対応ができないのである。
  • 優秀な人間には「現実主義者的人格」「親父的人格」「戦略的人格」など様々な人格を有しており、状況によって人格を使い分けている。
  • 「人格の壁」を越える「第5の技法」は「 多重人格の技法」である。
  • 意識的に人格を使い分け、自身にかしている固定概念「自分はこういう人間なのだ。」外すことによって、自分という人格の幅を広げていくことが大事である。
  • 自分で自分を決めてしまうと能力や才能を狭めてしまうことにつながる。

⑥エゴの壁

  • 第6の壁は、自分のエゴが見えないという「エゴの壁」である。
  • 誰しも心の中では「周りから評価されたい」というエゴが存在する。
  • このエゴは本来否定されるものではなく、仕事への意欲や向上心原動力とすることができる。
  • しかし一旦、嫉妬心や功名心の形でエゴが現れてしまうとチームワークを損害する。
  • 自分のエゴと向き合うために重要なことは、それを否定するのでもなく肯定するのでもなくただ静かに見つめることである。
  • 心の中に自分を見つめるもう一人の自分を育てることによってエゴと付き合っていることができる。
  • 「エゴの壁」を越える「第6の技法」は「自己観察の技法」である。
  • 静かな観察者を自分の中に作ることによって、私たちは成熟した精神を身につけることができるのである。

⑦他責の壁

  • 第7の壁は、失敗の原因を外に求めてしまうという「他責の壁」である。
  • 私たちは失敗や左折にぶち当たった時、その原因が自分の中にあったと知っていたとしても外に原因を求めてしまう。
  • 自己防衛が働き、その失敗を素直に受け止められないのである。
  • しかし失敗の原因を外に求めてしまうとそこで自分の成長が止まる。
  • この打席の思考を変えるためには、先ほどの自己観察の技法を用いて自分を客観視することが重要となる。
  • そして自分を客観視した後に反省の技法を用いることによって自己成長につながっていく。
  • 「他責の壁」を越える「第7の技法」は、「引き受けの技法」である。
  • 失敗にぶつかった時、自分に原因があるか否かを問うのではなく、「自分の中で改善できることは何か」に焦点を当て無意味を深く考えることが成長に繋がるのである。
  • これを習慣化することができれば職業人として人間として飛躍的な成長をすることができる。

感想

  • 私も社会人一年の時に様々な壁にぶち当たり苦労した経験があります。
  • その苦労を乗り越えた先にまた別の苦労があり、社会人四年目となった現在も壁にぶち当たっています。
  • 振り返ってみるとその壁一つ一つは内容が異なっており、ひとつの壁を乗り越えてまた次の壁にぶち当たったのだと本書を読み気づきました。
  • 本この本で最も良かったと感じることは、仕事をする上でどのような壁にどのような順番でぶつかり、どのような解決があるのかということをあらかじめ知れたことです。
  • よく仕事において自己成長を重要視する方が増えてきていらっしゃる印象があります。
  • この自己成長とはできない自分ができるようになるという意味であるならば、壁にぶつかり乗り越えることこそ自己成長ではないかと考えます。
  • 自己成長とは現在の自分から新しい自分に変化することであるため、とてもエネルギーが必要となり、現状維持を求める方にとってはとても不安な作業だと感じます。
  • しかしながら変化の速い現在においては、 現状維持は即、衰退を招きます。
  • 自分がどのように成長していくのかそのためにどのような壁を乗り越えていくのかを考える上でとても参考になりました。
  • 現在読書会においても、時代の変化に行かに対応しているかということがテーマにに上がることが多いですので、是非読書会で本書の話題を取り上げてみたいと思います。

さいごに

本記事を書かせていただきました、長谷川と申します。

私は大阪、神戸、京都でライフシフトサロン読書会を開催しております。

読書会のいいところは、SNSでつながる時代に、リアルな居場所を持てるということ。

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