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まとめ・要約|21世紀の資本|トマ・ピケティ|読書会で紹介された本一覧

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21世紀の資本

トマ・ピケティ

(このページは2018年10月11日に更新されました)

はじめに

「トレンド本や名著をかいつまんで、要約を知りたい。」

「ビジネス書を読み始める前に、概要を押えておきたい。」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

はじめまして。

私はライフシフトサロンのWEB担当をしている、長谷川と申します。

3年前に就職で大阪に引越しをしてきて、同じ価値観でつながるコミュニティを探して様々なイベントやコミュニティスペースを渡り歩いてきました。

現在は関西で一番最初に始めたライフシフト読書会を大阪、京都、神戸で開催しています。

 

読書のいいところは、その分野の専門家の知識を得られること。

また、ある調査では20代、30代のビジネスマンは1ヶ月平均0.26冊の本を読むのに対し、30代で年収3000万円の人は平均9.88冊の本を読むそうです。

孫正義やビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットのような大富豪も多読家であることで有名です。

その一方で、「社会人は忙しすぎて、ゆっくり読書をしている時間が無い」という声をよくお聞きいたします。

そこで本記事では、私が読んだ本の中から、20代、30代の生き方や働き方を考える上で価値ある情報を要約しております。

本を読む暇が無い方は、本の要点のみを知るために、読むべき本を厳選したい方は、本選びの参考として、本記事を活用いただけたらと思います。

今後はこれらのまとめを引用しながら、考察を別記事にまとめていく予定です。

年間100冊以上の本を読んでいる、読書家ならではの視点で、要点をまとめてみようと思います。

 

あなたの素敵な本との出会いの一助となれば幸いです。

それではまいります。

格差の構造

労働の格差

  • 所得は常に「労働所得」と「資本所得」の和となる。
  • 所得格差とはこの2要素を合計した結果である。
  • したがって、両者が不平等に分配されれば、それだけ全体の格差も大きくなる。
  • 労働所得が均等に分配されている国では、所得トップ10%が総賃金の25~30%を受け取り、下層50%が総賃金の35%を受け取っている。
  • 一方、米国の様に最も不平等の国では、トップ10人が総額の35%を手に入れ、最下層50%が25%を受け取っている。

資本の格差

  • 資本所得は労働所得よりも一層不平等であり、ほとんどの欧州諸国で上位10%が富の60%を所有している。
  • そして、最も衝撃的な事実は、人口の半数(下層50%)は実質的に資本所得を保有しておらず、ほとんどの場合で下層50%の所有率は5%程度である。
  • 資本の格差こそ、格差構造の根源である。

超高額給与の台頭

  • 米国では、政府機関の介入により、賃金格差は低水準で安定していた。
  • しかしながら、企業の力が増す中で、「スーパー経営者」が出現し、低い経済成長の中で、大幅な賃金格差が生まれた。
  • その結果、トップ層の所得増加とその他多数の所得減少が起きている。

富の分岐のメカニズム

  • 第1次世界大戦以前の社会では、低成長社会であり、富の集中が極端であった。
  • 経済成長率が低い為、労働所得ではなく、過去に蓄積された富による資本増加により資本の収益率によって、富の集約がなされていた。

格差拡大の根本的力(r>g)

  • 資本収益率「r」が経済成長率「g」を大きく上回る場合、富の分配格差が加速する。
  • 「r」は資本の平均年間収益率であり、利潤、配当、利子、賃料などの資本からの収入をその資本の総価値で割ったものである。
  • 「g」は経済成長率、つまり所得や産出の年間増加率である。
  • 「r>g」の状態では、相続資産が産出や所得を上回る為、相続資産を持つ人が資本からの所得の一部を貯蓄するだけで、その資本を経済全体よりも給食に増やす事ができる。
  • この結果、相続資産が労働で得た富よりも圧倒的に大きくなり、資本所得を保有している人に資本が集約化される。

21世紀における世界的な富の格差

資本収益率の格差

  • 大きな富を持つものは、資産管理コンサルタントやファイナンシャル・アドバイザーを雇うことができる。
  • このような仲介者が優れた投資を見つけることが出来れば、高い平均収益率がもたらされる可能性がある。
  • 『フォーブス』誌によると、億万長者の人数は1987年時点の140人から2013年時点では1400人に10倍増加している。

相続人の起業家

  • 巨額の財産がある閾値を越えると、相続財産であっても、起業由来の資産であったとしても、所有者が働いていたとしてもいなくても、無関係に成長率が極めて高い。
  • ひとたび築かれた財産は、数十年にわたり急速度で増加を続ける。
  • これは、ポートフォリオとリスク管理における「規模の経済」により、資本sy得を再投資にまわせるからである。

世界的な資本是の導入案

  • 21世紀に入り、富の格差は歴史的な最高記録に迫っている。
  • 新しいグローバル経済は莫大な希望とともに、莫大な格差をもたらした。
  • この格差スパイラルを避ける為の理想的な手法は、世界的な累進課税の導入である。
  • そして、富を民主的な検分にさらす事である。
  • しかしながら、世界的な資本税の導入は現実的ではなく、世界中の黄泉の税率表を作成し、その歳入をどう分配していくかを検討していく必要がある。
  • この案が現実に実施できなかったとしても、有益な参照点として活用でき、これを基準に新たな提案を生むことができる。
  • 国レベルでの実施が難しくても、地域レベルから始めるとよい。
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「学生時代に世界中をバックパックしたし、ワーキングホリデーもした。けれども今は日本で働いていて、たまに海外旅行に行くだけの何となく過ごしている毎日。」
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(20代後半、男性、営業職)

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