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まとめ・要約・感想|ビッグ・クエスチョン|スティーヴン・ホーキング|ライフシフトサロン読書会のおすすめ本

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ビッグ・クエスチョン―〈人類の難問〉に答えよう

スティーヴン・ホーキング

(このページは2019年4月30日に更新されました)

はじめに

「トレンド本や名著をかいつまんで、要約を知りたい。」

「ビジネス書を読み始める前に、概要を押えておきたい。」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

また、当サイトではSNS時代のリアルな居場所』として価値観を共有できるライフシフト読書会をご案内しております。

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ビッグ・クエスチョンまとめ

  • 2018年に死去したスティーヴン・ホーキング博士が生涯をかけて向き合った人生の難問「ビッグ・クエスチョン」について解答する。
  • その中から本記事では、「神は存在するのか?」と「人工知能は人間より賢くなるのか?」について記載する。
  • 「神は存在するのか?」につては、ビックバン以前に時間は存在しない為、神が宇宙を作る時間は無い。つまり「神は存在しない」と結論付けている。
  • 「人工知能は人間より賢くなるのか?」については、人工知能(AI)が人間よりも上手くAIを作る事で人間より賢くなる可能性があると結論付けている。

要約

ビッグ・クエスチョン

  • 人間はいつの時代も「ビッグ・クエスチョン」に対する答えを求めてきた。
  • スティーヴン・ホーキング博士は理論物理学を応用して様々な「ビッグ・クエスチョン」に回答してきた。本書では下記の様な質問に回答をしている。
  • 神は存在するのか?
  • 宇宙はどの様に始まったのか?
  • 宇宙には人間の他にも知的生命体は存在すのか?
  • 未来を予言する事はできるのか?
  • ブラックホールの内部には何があるのか?
  • タイムトラベルは可能なのか?
  • 人間は地球で生きていくべきなのか?
  • 宇宙に植民地を建設すべきなのか
  • 人工知能は人間より賢くなるのか?
  • より良い未来のために何が出来るのか?
  • これらの問いに対して、数式を使わずに分かりやすく説明する事で、誰でも基本的な考え方を理解する事ができる。
  • 本気時では、下記の2項目についてまとめる。

神は存在するのか?

自然法則と神

  • 宇宙を説明する為に神が必要かどうかを検証するのは自然法則である。
  • なぜなら、自然法則は変えられない絶対的なものだからである。
  • 「神の役割は何か?」と考える場合、科学と宗教の対立が生じる。
  • 今回は「神」を、人格を持たない自然法則と言う定義で話を進める。

宇宙の3要素

  • 宇宙の構成要素は、「物質」、「エネルギー」、「空間」の3つである。
  • これらがどこから来たのかは、アルベルト・アインシュタインの洞察から思考できる。
  • 「宇宙を作るのに必要な質量とエネルギーは、本質的に同じである。」と言う彼の洞察は、「E=mc2」という法則でまとめられる。
  • つまり、「宇宙にはエネルギーと空間の2つの要素しかない」と言うことが出来る。
  • エネルギーと空間はビックバンによって自発的に発生した。
  • ビックバンによって、宇宙が生じ膨張を始めた。

ビックバンの謎

  • ビックバンの謎は、空間とエネルギーで構成される宇宙がどの様にして何も無い場所から出現したのかと言うことである。
  • その謎を解く鍵は、「負のエネルギー」である。
  • 物理法則によると、理論的に負のエネルギーが存在する事が証明されている。
  • ビックバンで正のエネルギーが生じた際、同時に負のエネルギーが同量発生した。
  • その為、正のエネルギーと負のエネルギーは差し引きゼロとなる。
  • その為、エネルギーはビックバンの前後で同量となり、自然法則に適合している。
  • 負のエネルギーのありかが「空間」である。
  • 重力と運動の自然法則によると、空間そのものが負のエネルギーの貯蔵異なっており、エネルギーと空間を足し合わせた結果がゼロとなる。
  • つまり、宇宙を構成する「質量」と「エネルギー」は同じものであり、その2つを地面に穴を掘った際に出来た砂の丘とするならば、「空間」とはその時に出来た穴そのものであると言える。
  • 「質量」「エネルギー」「空間」を足し合わせるとゼロ「無」になる事になり、なにかを「無」から生み出したわけではないと言える。
  • つまり、「無」から「有」を生み出した神は存在しないと言える。
  • そして、ビックバン以前には時間の概念すら存在せず、神が宇宙を創造する時間もなかったと言える。
  • つまり、「神は存在しない」と言うのが思考結果の結論である。

人工知能は人間より賢くなるのか?

シンギュラリティの到来

  • 今後、ムーアの法則に従いコンピューターの計算速度と記憶容量が拡大すると仮定すると、100年以内にコンピューターは人間を追い越す。
  • そして、AIが人間よりもAIを上手に設計し、人間の力を借りずに自ら改良するようになると、機械が人間より賢くなる可能性がある。
  • 高度に知的な機会はSFに過ぎないと言う姿勢でいると、我々は最大の過ちを犯すかもしれない。

AIがもたらす本当の危機

  • 現在、世界中の軍事機関が、ターゲットを自動判定して抹殺する自律兵器システムの開発競争に乗り出そうとしている。
  • 国連ではこれらの機械開発を禁止にする条約制定に向けた議論を進めている。
  • 自律兵器システムの開発を進める人たちは、最も重要な問いを忘れている。
  • それは、軍事拡張競争の終着点はどこか?人類にとって望ましい事か?と言うことである。
  • 安価なAI兵器が闇取引でテロリストに売られたら?
  • 数学者のアーヴィング・ウッドは人間を越える知能を持つ機械は、自らの設計を反復的に改良できることに気づいた。
  • 機械が人よりも優れた発明をし、人間の指導者よりも人心操作に優れていた場合、私たち人間に理解できない兵器を使って人間を征服する事も可能である。
  • AIの短期的な影響は、誰がそれをコントロールするかであり、長期的な影響は、AIはそもそもコントロール可能かにかかっている。
  • つまり、スーパーインテリジェント(超知能を持つ)AIの到来は、人類の最善の出来事になるか、最悪の出来事になるかということが重要である。
  • AIの本当の危険性は、悪意があるかどうかではなく、性能にある。
  • スーパーインテリジェントAIは、目標達成能力は高いが、そもそもその目標が私たち人類と合致しているかどうかが重要である。
  • 2015年1月、スティーヴン・ホーキング博士はイーロン・マスク等AI専門家と共にAIが社会に及ぼす影響について本格的な研究を求める公開書簡に署名した。
  • 公開書簡はAIの恩恵は受けつつも、起こりうる問題を予防する方法を具体的に研究する事を呼びかけると共に、AI研究に携わる人たちに対して、AIの安全性に注意を払うように呼びかけている。

感想

  • 現存する人類最高の英知ともいえるスティーブン・ホーキング氏が 2018年3月14日に死去した。
  • 3月14日は奇しくもアルベルト・アインシュタイン氏の誕生日だと言う。
  • 本書は、ホーキング博士が死の直前まで書いた全人類へ向けたビック・クエスチョンへの回答である。
  • 専門家にではなく、一般向けに分かりやすい論理展開でかかれている為、専門知識が無くても理解できる理論構成が展開されている良書。
  • AIへの警告についても触れられており、50年後、100年後の時代から振返った時、21世紀初頭にシンギュラリティや人工知能の発展について当時の学者がどの様な見解をしていたかを引用されるであろう時代を通じて語り継がれていく1冊になるのだろう。

さいごに

本記事を書かせていただきました、長谷川と申します。

私は大阪、神戸、京都でライフシフトサロン読書会を開催しております。

読書会のいいところは、SNSでつながる時代に、リアルな居場所を持てるということ。

関西で生き方働き方でつながるコミュニティを探されていらっしゃるあなたの参加をお待ちしております。

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