経済

まとめ・要約・感想|アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-|ダン・アリエリー|ライフシフトサロン読書会のおすすめ本

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アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

ダン アリエリー

(このページは2019年2月13日に更新されました)

はじめに

「トレンド本や名著をかいつまんで、要約を知りたい。」

「ビジネス書を読み始める前に、概要を押えておきたい。」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

また、当サイトではSNS時代のリアルな居場所』として価値観を共有できるライフシフト読書会をご案内しております。

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アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-まとめ

  • 人がお金にまつわる意思決定を間違える理由を行動経済学の観点から紐といた本です。
  • その理由は様々であるが、ひとつに「心の勘定科目」というものが存在する。
  • また、価値を相対比較することも理由に挙げられる。
  • お金に関する意思決定において、「機会費用」を考慮することが最も重要である。
  • こんにちは新しい金融システムの導入により、私等により多くお金を使わせようと世の中が動いている。
  • そのためお金を賢く使うことが個人に求められており、機会費用を確認するアプリケーションや、お金に時間軸を持って管理するなどの工夫が必要になる。
  • 金において最も最大の敵は外部環境ではなく私たち自身である。
  • 自らの欠点を理解しそれに伴う対策を講じることが大切である。

要約

アメリカ人の離婚原因の第1位、ストレスの原因第一位はお金です。
お金の悩みがあると、あなたはつねにお金のことを考え、思考が停止してしまう。
つまり、私たちはお金に対してどの様な間違いを犯すかを理解することで対策することができる。

ジョージ・ジョーンズは出張でラスベガスに来た際にカジノに行った。
200ドルを用いてゲームを楽しもうとした時、ウェイトレスが持ってきた無料のドリンクに対して1枚5ドルのチップを渡した。
彼は結局カジノに負けて200ドルをすってしまったが、翌朝近くのカフェで飲もうとした4ドルのコーヒーを節約するためにホテルでコーヒーを済ませた。
彼の経験には私たちが犯しがちな過ちが見て取れる。
それは4ドルのコーヒーとカジノの5ドルのドリンクをの勘定科目として見ていることにある。
コーヒーという「生活費」カジノという「娯楽」は本来同じ財布からお金を支払っているにもかかわらず、「心の勘定科目」が異なっているのである。

この物語には3点の学ぶべきポイントがある。
1つ目は無料の代償、2つ目は出費の痛み、3つ目は相対性である。
無料のドリンクは彼の思考を鈍らせ、現金ではなくチップを用いることで出費の痛みが和らぎ、カジノのですったー200ドルに対して5ドルのチップは安いと考えてしまうのである。

このようにお金に関する行動において、私たちの思考を停止してしまうような金融環境が世の中に溢れている。
セール価格の商品、クレジットカードの利用など様々である。
また、世の中に存在する金融商品はその計算がとても複雑に設計されており、私たちの思考を停止させてしまう。
ビットコイン、 Apple Pay、 Amazon のおすすめ商品、ドローンによる配送など、私たちにより多くより簡単にお金を使わせようとするシステムが増えてきている。
わたくしたちは俺らにも騙されないように、長期的な利益に視野をおいた意思決定をする必要がある。

また私たちは、「情報が足りないから適切な判断が下せない。」のだと考えています。
しかし現実世界の多くの問題解決を間違ってしまう理由は、情報不足が原因ではなく、テクノロジーの活用方法にある。
現在多くの金融技術は私たちに多くのお金を使わせようと働きかけており、私に不利に働いている。
しかしながらテクノロジーを活用して、私たちから誘惑を振り払い、適切な意志決定ができるようサポートしてくれるシステムや環境をデザインすることもできる。

例えば、お金に時間軸を設けることは 機会費用を正しく評価するツールになる。
「1日4ドルのコーヒー代」と「年間1460ドルのコーヒー代」は同じことを意味している。
この考え方は、給料(労働時間に対する収入)を適切に評価する際にも応用できる。
給与時給で考えるのか、年収で考えるのか、退職金をどう捉えるのかを考えてみると良い。
また、引退後にかかる生活費においても同様である。

今日、金融環境の大きな変化に伴い、わたくしたちのお金に関する思考は弱められている。
しかしながら、最大の敵はこのような外部環境ではなく、わたくしたち自身である。
自らの欠点を理解し、認識することがまずは大事である。
賢者は自らの愚かさをわきまえているのである。

感想

  • 私たちはつい、正しい情報さえあれば正しい判断ができると考えてしまいがちである。
  • しかしながらこの情報過多の時代において全ての情報を収集し判断することは難しい。
  • そのため与えられた条件の中で、いかに適切な判断をするのか。陥りやすい罠はどこに潜んでいるのかを想像することが大切だと感じました。
  • そしてこの罠が最も潜んでいる可能性があるのは、外部環境ではなく自分自身にあるということも興味深かった。
  • 世の中がいかに変わろうとも、その変化に合わせて自分を作り変えることが大切であると感じた。
  • そのためには既成概念を捨て、自分にはない価値観を持った人と関わることが自分の度量を広げる事に繋がると感じる。
  • その点、読書会では様々な人との価値観をすり合わせることができるので、とても良いであると感じた。

さいごに

本記事を書かせていただきました、長谷川と申します。

私は大阪、神戸、京都でライフシフトサロン読書会を開催しております。

読書会のいいところは、SNSでつながる時代に、リアルな居場所を持てるということ。

関西で生き方働き方でつながるコミュニティを探されていらっしゃるあなたの参加をお待ちしております。

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